C4カクタスに試乗(ただし助手席)
やっぱりC4カクタスが気になる。
ルーテシアの下取り額次第では乗り換えもアリかな・・・なんて考え始めていた。
1万キロちょっとで200万以下の個体は結構あるし、まだまだコンディションは良さそう。
妻も白(ブランパールナクレ)なら良いねと言ってくれた。
とりあえず見てみる?と、家族で東京近郊にあるディーラーの認定中古車を見に行った。
1.2万キロ弱で車検は半年残り。内外装ともにコンディションは良さそう。
樹脂の消耗も少なく、もしかして屋内保管?と思える。
(後日、偶然判ったことだけど、やっぱり「大切にされていた車」だった)
試乗はできないので(名義の都合上)、営業さんの運転で助手席や後部座席の乗り心地を試してみた。
キレイに舗装された幹線道路をしばらく走っているうちは特に感じることは無かったのだけど、ちょっと凹凸を感じる道では驚きの足回り。
CGTVで松任谷氏が「忍者の足」と評したのも納得!期待以上の乗り心地の良さだった!
これには妻も感動。
(今より)広い室内に娘は上機嫌。
追い金次第では乗り換えるかな、という気持ちになってきた。
ただし、ETG(自動変速モード付きシングルクラッチMT)の癖は実感できず。
MTモードが無いのにパドルシフトでどうやって操れるのか試してみたかった。
82馬力しか無いので、それなりにエンジンを回して乗ることなるので尚更に。
ちなみに日本で正規輸入されたカクタスは全て82馬力(NA)&車重1,000キロ、そしてシングルクラッチのAMT。
このスペック、そういえば前に乗っていた2気筒のFIAT 500とほぼ同じ。あれはターボだったけど。
振り返ってみれば、FIATのデュアロジック、ALFA ROMEOのセレスピードとETG的なミッションを2回経験している。実際には自動変速は使わず、MTモードで乗っていたが。
話は逸れたけど、結局のところ僕はこのカクタスを買うことにした。
ルーテシアにずっと乗りたいと思っていたけれど、この数ヶ月の間に車に求めることが変わってしまったようだ。
カクタスの購入を決めるまで、妻はほとんど乗り換えについて意見しなかった。
でも、契約書にハンコを押した夜の一言が忘れられない。
「これからの10年を考えると、今回の方向転換にホッとした」
少し遅かったのかもしれない。
ちなみにカクタスのコンセプトは「家族」。